古事記

古事記とは?

古事記とは我等の国・日本の歴史を伝える最古の書物です。

なぜ古事記を作ろうと思ったのか?

誰がつくったのか?

という疑問がありますよね?

それは第40代天武天皇が『各地に言い伝わっている歴史ってなんか違くね?ちゃんとした歴史書作るべよ!』と言って、舎人(とねり)稗田阿礼(ひえだのあれ)に命じ、天皇の系譜や歴史、神話を選び記して、この国の正しい歴史を後世に残した。

※選び記したとあるから、もしかしたらここから違う歴史になっているかもしれません(僕の想像ですが、、、)

そして古事記はとても長い歴史書で、上・中・下に分かれています。

今回は上巻の神々の物語の中の、日本がどのように生まれたかを記した、イザナキ・イザナミの物語をメチャメチャ端折って書いて行きます!

それでは行ってみましょう!

イザナキ・イザナミの国造り

かつて世界には混沌が漂っていた

やがてそれはひとつにまとまり

そしてふたつに分かれた

ひとつは『天』

ひとつは『地』となり

アメノミナカヌシ(1番最初の神)をはじめとする姿なき『別天津神』が次々と誕生する(別天津神は5人おるよ)

天を仰ぎ大地が定まると

程なくして男女対の神々が現れ

『神代七代』の未子となるふたりの神が生まれた

彼らこそこの国を創造した神

イザナキとイザナミである

要するに先に生まれた神々(アメノミナカヌシ等)に国土がプカプカ漂ってるから固めてこいって言われて下界に降り、天の沼矛でぐるぐるかき混ぜて固めたって感じですね。
まぁ上司命令ってやつですね(笑)

イザナキ・イザナミのその後

ぐるぐるかき混ぜて出来たのが『オノゴロ島』という土地です。

そこに降り立ちイザナキとイザナミは結婚します。

その結婚の経緯はと言うと、、、

イザナキ『イザナミちゃんの身体ってどうなってんの?』

イザナミ『実は成長しても足りない所があるんよねー』

イザナキ『えっ?そうなの?僕も実は成長しても余ってる所があるんよー』

イザナキ『じゃあさ、僕の余ってる所を君の足りない所に埋めてみようか!』

イザナミ『まぁ!嬉しい!お願いします!』

みたいな感じです!

※これ結構ガチです(笑)

しかしイザナキがキュンキュンしたかったらしく、オノゴロ島の中心に太〜い柱があったらしく、『この柱を君は右回りで、僕は左回りするからそこで出会った所で致しましょう』

みたいなこと言って、イザナミも納得しました。

そして半周した所でお互いが出会いました、、、

イザナミ『まぁ、何という愛おしい殿方なのでしょう!』

イザナキ『あぁ、なんて愛すべき乙女なのか!』

って感じで出会い、致しました。

初めて生まれた神は水蛭子(ヒルコ)です。しかし、手足がなく2人はとてもショックを受け、葦船に乗せて海へ流しました。

そして、第二子となる神も同様、泡のように姿が安定しなかった為、子供として認められませんでした。名は淡嶋(アワシマ)です。

イザナキとイザナミは今で言う障害児しか産めず、困り果てて天の神様に相談する事にしました。

天の神『単刀直入に聞くけど、どっちから求めてる?イザナミから行ってるでしょ?それじゃダメだよーイザナキから誘わないと!そうすればきっと、、、』とアドバイスしました。

アドバイス通りにイザナキから誘って事を致すと、『淡道之穂狭別あわじのほのさわけのしま

今の淡路島が生まれました。

無事に国生みを成功させた2人はその後も次々と国を生み、国土が完成しました。

国生みを終えた2人は続いて神生みに取りかかり、

石の神

風の神

海の神

山の神

様々な神を生み、この国は神々で満ちていきました。

しかし火の神カグツチを生み落としたときにイザナミは女陰ほとを焼かれ瀕死に陥ってしまいます。

イザナキの懸命な看病も虚しくイザナミは亡くなってしまい、怒りと悲しみの中カグツチを自らの手で殺めました。

その後イザナミを取り戻す為にイザナキは黄泉の国を訪れた。

しかしそこにいたイザナミは黄泉の国の食べ物を口にしてしまい、悍ましい姿に変わり果てていました。

その姿を見たイザナキは恐れのあまり、逃げ惑います。

それに対してイザナミはその姿を見られた事に激昂し、魑魅魍魎を使いイザナキに襲い掛かるも桃を投げ魑魅魍魎を退治しました。

イザナキは黄泉の国の出口を岩で閉ざします。

そんなイザナキに対してイザナミは愛していたイザナキに『あなたの国の民草を1日に千人絞め殺しましょう』と言い放ち、イザナキは『ならばわたしは1日に千五百人の新しい命を与えよう』と言い返しました。

この事から人は1日に千人が死に

千五百人が生まれる事となった

黄泉津大神と名を改めたイザナミは今も黄泉の国で待ち構えている

こうして共に過ごした2人の愛溢るる日々は幕を下ろしたのである。

まとめ

いかがでしたか?

これでも結構端折った方なのですが長いですよねー(笑)

イザナキとイザナミは最後まで愛し合っていましたが悲しい別れとなってしまいました。

愛しさ故の別れって感じですが、自分的にはイザナキが男としてもうちょい頑張れよと思いましたね。

最後になりますが『神話を知らない国は滅びる』と聞いた事があります。

ですが今の日本の学校教育では古事記なんて教わらないんじゃ無いでしょうか?

自分も教わった記憶がありません。

これは第二次世界大戦後にGHQが行った政策によるものだと私は考えています。

神話を知らなければ天皇がどのように生まれたかもわからないです。

と言うことは日本人としてのアイデンティティも失われるという事です。

恐らく天皇と言うと右翼だという極論になってしまうのが今の日本人だと思いますが、それと神話は違います。

神話とは国の成り立ちです。

その成り立ちを知らないければ愛国心なんて生まれません。

まずは日本という国に興味を持つ事から始めましょう!

せっかく世界で1番歴史が長い国に生きているのだから、、、

活字が苦手な方は漫画版の古事記でも良いです!

漫画の方が面白いしわかりやすいので(笑)

駄文になってしまいましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました!

次はもっと読みやすい文章を書きます!

お楽しみに!!

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