ここでは人間関係で悩んでいる方に向けて書きます
※僕の経験を元に書いていくので状況が全然違うって方はコメントしてください。
まず僕の前職は構造設計事務所でした。
・設計事務所
意匠:皆さんが想像している設計事務所です。デザインなどを主に担っています。
設備:文字通り建築物の設備(給排水・電気等)の配管配線を考える仕事ですね。←実際よくわからんww
構造:その建築物が安全であるか計算によって確かめる仕事。(イメージ悪いけど姉歯がやってた仕事)←これを僕はやっていました。
○なぜ仕事を辞めたか
僕は上記の構造設計事務所を2年3か月で辞めてしまいました。
この仕事はとても専門性が高い分野です。高校から専門学校まで建築を勉強し、二級建築士まで取りましたが、聞いたこともない用語・計算式などがたくさん出てきました。
僕は構造が分かれば建築の仕事の幅が広がると思い、入社を決めました。
入社後
入社してから地獄の始まりでした。
まずイメージしていた設計事務所ではありませんでした。
社長と先輩社員2人の4人でしたが横も縦も繋がりは無く談笑などもありませんでした。とても居心地が悪かったのを覚えています。
入社から一か月、仕事の指導もなく1つの物件を任されましたが出来るわけもなく、先輩社員に聞きながらやりました。しかし聞きに行くと毎回とても嫌な顔をされ「こんなのも分からないの」と言われそこから少しずつ少しずつ心が黒くモヤモヤした物に包まれていったのを覚えています。
それからは今でいうパワハラ・モラハラを経験しましたが、それは僕が仕事が出来ないのが悪いと思って毎日日付が変わるまで残業をし、朝まで仕事をして体を壊す寸前までいった所で、社長から「君みたいな人間がいると会社・業界の迷惑だから辞めてくれ。そして二度と設計には携わらないように」と言われ、自主退社しました。
○退社後
退社した同時期に二級建築士の筆記試験があり、惨敗!!
そして当時付き合っていた彼女に振られました!!
悪いことは続いて起きるんだなと当時は冷静に受け止めた記憶がありますが精神的にはとてもキテいたと思います。
二級建築士を受けたと書きましたが独学では厳しいと思ったので資格学校に通っていました。そこで今の親分と出会いました。それが僕の人生のターニングポイントだと思っています。
仕事を辞めて学校の自習室で勉強しているとどこから聞きつけたのか、後ろから「仕事やめたんだって?」と今の親分に声をかけられました。少し前から絡みはあったのでニヤニヤしながら聞かれましたww
二言目には「プラプラしててもしょうがないから行くところ無いならうちでバイトでもいいから働くか?」と言われました。前職で使えないからほぼクビになったも同然な僕にこんな事を言ってくれました。気付かれたかもしれませんが少し泣きました。必要としてくれている事がとても嬉しかった。
現在
現在はその時の親分と二人で職人をしています。初出社の日、「何も出来ませんがよろしくお願いします」と言ったら「最初から何かできるとは思ってないから思いっきり失敗しろ。何回も失敗したら怒るけどなww」と今まで言われたことないような事言われてまた泣いた。
まとめ
僕の場合は人との出会いに恵まれ、タイミングにも恵まれました。
今悩んでいる人は僕みたいに分かりやすいターニングポイントには出会えないかもしれません。
しかし今までの行いを見てくれている人は必ずいます。
家族であったり、会社の同僚・先輩・上司、友人も見ているかも知れません。僕のように会社・家族以外のコミュニティの出会いもあります。
心が苦しい時はほとんどの場合、視野が狭くなっています。多分視線も下を向いていると思うので少し上を見てください。空を見ろとは言いません。少し上でいいんです。そうすれば間違いなく視野は広がります。焦っちゃダメですよ。人生は長いです。最後笑っていれば人生勝ちです。生きてるだけで儲けもんです。
最後に僕の好きな言葉をみんなに送ります。
『仕事は何をするかではなく誰とやるかだ』
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今悩んでいる方コメントしてください。吐き出すと楽になります。経験談です。
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